▶ Microsoft365とは
Microsoft 365(英語では、マイクロソフト・スリーシックスファイブと呼ぶそうです。日本語ではサンロクゴと呼ぶことが多いです)とは、Microsoftが提供するクラウドベースの統合型生産性スイートです。以前は「Office 365」という名称でしたが、2020年に「Microsoft 365」へと名称が変更され、機能も拡張されています。
Microsoft365 https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365
Microsoft 365 は、以下のようなツールやサービスをセットにしたサブスクリプション型のサービスです。Saas(Software as a Service)と呼ばれるサービス型ソフトウェアです。以下に主なサービスを紹介します。Microsoft 365には様々なプランがあり、プランにより利用できるサービスに違いがあるのでご注意ください。:
1. Officeアプリケーション
- Word(文書作成)
- Excel(表計算)
- PowerPoint(プレゼンテーション)
- Outlook(メール、予定管理)
- OneNote(ノート)
※アプリはクラウド版(Web)とデスクトップ版があります。
2. クラウドサービス
OneDrive:クラウドストレージ(無料の5GB~)
SharePoint:ファイル共有、イントラネットサイト構築
Teams:チャット、Web会議、タスク管理、共同作業
Exchange Online:ビジネス用メールサーバー
Microsoft Loop / Planner / To Do:プロジェクト・タスク管理
Power Platform:
- Power Automate(自動化)
- Power Apps(ノーコードアプリ作成)
- Power BI(データ可視化)
3. セキュリティと管理機能
- デバイス管理(Intune)
- データ漏洩対策(Purview)
- ウィルス対策(Defender)
- 管理者用ポータル(Microsoft 365 管理センター)
▶ 利用対象者別の主なプラン
Microsoft365には様々なプランが用意されています。主に下記4つの種類に分けることができます。
法人企業でしたらBusiness Standardからがおすすめです。よりセキュリティを重視されたい場合はBusiness Premiumを使用しましょう。
対象 | プラン例 | 内容の特徴 |
---|---|---|
個人 | Microsoft 365 Personal / Familyなど | 家庭用、1人または家族用、Officeアプリ+1TB OneDrive |
法人 | Business Basic / Standard / Premium | 小~中規模企業向け、TeamsやExchangeも含む |
教育機関 | Microsoft 365 Education | 学生・教職員向け無償/割引プランあり |
大企業 | E1 / E3 / E5 / F3など | 高度なセキュリティ、BI、音声通話、分析機能など |
▶ Microsoft 365のメリット
資料作成、プレゼンテーション、メール、チャット、情報共有、アプリケーション開発までできないことの方が少ないかもしれません。
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